絵本『おせち』読んで見て楽しむ
おせち料理に込められた“願い”、知っていますか?
絵本『おせち』は、日本の伝統食であるおせち料理を美しい絵でひとつひとつ紹介しながら、古より込められてきた人々の願いや由来をリズミカルなことばで伝える絵本です。
最後には、一の重、二の重、三の重と料理を詰める順番もわかります。料理研究家の満留邦子さんが本作のために心を込めて作った料理を、画家の内田有美さんが美しく写真のように精緻な筆致で描きました。
昨年12月、月刊絵本「こどものとも年中向き」2024年1月号として刊行された本作は、日本の伝統食・おせち料理の良さを“味わえる”作品として、瞬く間に大きな反響を呼び、わずか1ヵ月で品切れとなりました。このたび、多くのリクエストにお応えしてハードカバー化し発売いたします。
新しい年を迎え、おせち料理をいただくときに、どうぞそばに置いてお楽しみください。
■作品概要
- 書名:『おせち』
- 著者:内田有美 文・絵/満留邦子 料理/三浦康子 監修
- 刊行日:2024年11月13日
- 定価:1,100円 (税込)
- サイズ:20×27cm
- ページ数:32ページ
- 内容紹介:「くろまめ ぴかぴか あまい まめ。まめまめしく くらせますように」「きんとん きんかん きんいろ こがね。おかねが いっぱい たまりますように」など、おせち料理を美しい絵でひとつひとつ紹介しながら、そこに込められた願いをリズミカルなことばで伝える絵本です。時代も変わり、おせち料理もバラエティーに富んでいますが、今も昔も人々の願いは同じ。あらためて日本の伝統食・おせち料理の良さを味わえる一冊です。